製造業での雇用がさらに厳しい状況になって来ました。
農林業も選択肢のひとつにあげられてきていますが、林業で働きたいと思ったとき、どうすればいいのかは意外に知られていません。
(社)静岡県山林協会に話を伺ってきました。
まずは、ハローワークや各森林組合に問い合わせます。
また、静岡県(窓口/静岡県山林協会)では、森林仕事ガイダンスを年3回実施しているので、それに参加することもできます。
どんな仕事か、経験してからと思う方は、静岡県山林協会が年2回実施している「就業促進事業」がいいでしょう。林業の基礎知識や作業体験など18日間の講習会。定員30人。今年度はすでに終了しています。
受講料は無料ですが、交通費や食費などは出ません。
刈払機、チェンソーの講習修了証が取得でき、就業・生活相談を受けることができます。
森林組合や事業体に入ってから、受講する方も居るそうです。
平成20年度前期は22人が講習を受け、18人が林業に就き、後期は14名が受講し、4名が就労したそうです。
さて、新規就業者を事業主が試行雇用すると、事業主に対して5万円×3ヶ月の奨励金が交付されます。また、ハローワークに登録している若年(35歳以下)の就労者を試行雇用したら、1人4万円×3ヶ月の奨励金が交付されます。(森林林業新規就業促進事業)
その後、緑の雇用担い手対策事業(窓口、静岡県森林組合連合会)があり、1年目は基本研修、2年目は技術高度化研修(約100日)、3年目は森林施業効率化研修があり、事業主へ助成があります。その他にも、森林を守り育てる人づくり推進事業などがあります。
鈴木めぐみの「浜松HAPPY化計画ブログ」
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