2009年2月5日木曜日

払いすぎた税金還付 ~確定申告をすれば払い戻しされることも多い~

サラリーマンの大半は、勤め先の会社が年末調整で源泉徴収税額表に基づいて毎月の所得税額を差し引くので、確定申告は不要です。
しかし、12月以降に会社を辞めて失業した人の場合は、12ヶ月働いていないのに12ヶ月働いた水準の税額が差し引かれているため、税額が多く収められているケースが多いのです。
したがって、自分で確定申告をすれば年の途中での失業者は還付を受けることができます。
会社に雇われていた期間が短くて収入が少なかったときは、所得税がゼロになるときもあります。
人によっては生命保険料控除や、住宅ローン控除など、これまで年末調整で行ってきた控除も、自分で確定申告すると得になる場合もあります。
確定申告した場合の還付金の額は、人によってさまざまですが、多いときは数万円以上になります。

※申告には、勤めていた会社にもらった源泉徴収票が必要です。
失業手当は非課税であるため、これについての申告の必要はありません。

※失業していると確定申告まで考える余裕はなかなかありませんが、還付申請は5年以内に行えばよいことになっているのでぜひお勧めします。

※国税庁ホームページでは「確定申告書等作成コーナー」で自動計算が行えます。